みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。
※ブログの毎日更新は363記事目です。
個人事業主になったら会計と買って自分でやらないといけないんだよね?
個人事業主におすすめの会計ソフトってどれなの!?
こんなお悩みをお持ちであれば、この記事を読むことで解決できます!
なぜなら、私は一度個人事業主になった時に「MFクラウド」というオンライン会計ソフトを実際に利用していたからです。
それに加えて・・・実は私は
という経歴も持っているので、
どの会計ソフトが税務的にもおすすめなのか?
ということも理解しています!
今回の記事では個人事業主におすすめの会計ソフトを解説するとともに、会計は自分ですべきなのか、プロに任せるべきなのかも合わせて解説します!
この記事を読み終えた後、あなたは
- あなたにあった会計ソフトが分かる
- 自分で会計をやるべきか分かる
- プロに任せたらどのぐらいお金がかかるのか分かる
という結果を手にすることができます!
というわけで、今回の記事では
- 個人事業主におすすめの会計ソフト3選
- 自分で会計業務をこなすメリットとは?
- 自分で会計処理をするデメリットを解説
- 会計のプロに頼んだ方がいいのか?元会計事務所の私が解説
上記4つについてお話しします。
今回の記事は以下の人向けです。
- 個人事業主におすすめの会計ソフトを知りたい人
- 個人事業主だが会計のことが詳しくない人
- 税理士に頼むとどのぐらいお金がかかるのか知りたい
個人事業主におすすめの会計ソフト3選
それでは早速、個人事業主におすすめの会計ソフト3選を紹介します。
それでは詳しく解説します!
その1:MFクラウド
まず1つ目がMFクラウドです。
私が個人事業主の時はMFクラウドを使っていました。
MFクラウドを使っていた感想としては、
- 画面操作が非常に使いやすい
- データの自動連携なども対応
- 請求書などの発行も簡単にできる
という点ですかね。
会計だけでなく、個人事業主に必要な機能が充実しています!
また、MFクラウドは会計の知識がなくても割と簡単に操作できます。
例:カフェに行った→打ち合わせ飲食費なのか福利厚生なのか
ただし、あくまで「多少の知識は必要」ということは覚えておいてくださいね!
その2:freee
2つ目がfreeeです。
オンライン会計ソフトの中で利用者も多いのがfreeeであり、freeeは
ために作られた会計ソフトです。
仕訳の知識がなくても簡単に操作できるようになっているので、確かに「会計の「か」の字も分からないど素人」からすると使いやすいと思うかもしれません。
しかしながら・・・会計事務所出身の私からすると、
逆にfreeeの画面は使いにくい
と感じてしまうのが正直なところです。
私が会計事務所にいた頃、freeeを使っている人が
決算だけやってほしい!
という依頼をしてきたことがあります。
その時に画面をのぞいただけではあるのですが・・・その時に感じた頃は
- 確かにど素人からすると非常に使いやすい
- 会計事務所出身の人間からすると非常に使いにくい
ということですかね。
実際、会計事務所としてfreeeのデータを扱うのは難しく、時間もなかったのでその案件はお断りしました。
なので、もし仮に「決算業務だけを税理士にお願いする」となった時に、freeeのデータを渡すと割と嫌がられたりします。
その3:弥生会計
3つ目が弥生会計です。
と言えるぐらい一番浸透率が高いと言える会計ソフトであり、インストール型のソフトもオンライン型のソフトもあります!
企業会計事務所は弥生会計を使っているところが多いので、税理士に頼む場合も受け入れてもらいやすいです。
私がいた事務所も弥生会計を使っていました!
「弥生会計を使っている事務所が多い」ということは「決算をお願いする時もスムーズにデータの受け渡しができる」というメリットがあります。
なので、弥生会計を使っていて困ることはないと思っていいでしょう。
しかしながら、先ほどお話したMFクラウド・freeeとは違って、会計の知識は必要になります。
サポートもあるので質問することもできますが、あなたに最低限の会計知識は必要です!
自分で会計業務をこなすメリットとは?
個人事業主におすすめの会計ソフトを知ったところで、次はあなた自身で会計をするメリットについて解説します。
なお、私は
- 顧問先の企業会計をしていた(会計を任せるパターン)
- 個人事業主をしていた(自分で会計をやるパターン)
ということで、両方のメリットを理解しています!
具合的には以下の3つです。
- 税理士に頼むお金がかからない
- データ連携があれば割と簡単
- 業績を常に把握できる
それでは詳しく解説します!
その1:税理士に頼むお金がかからない
1つ目ですが、あなた自身で会計をすることで税理士に頼むお金がかからなくなります!
仮に税理士にお願いするとなれば、
- 毎月の会計:月3万円ぐらい
- 決算業務:年間10〜20万円ぐらい
はかかると思っていいでしょう。
もちろん、もっと料金の安い事務所はたくさんあるのですが・・・
安かろう悪かろうの世界なので、格安事務所はおすすめしません。詳細は後ほど。
しかし、あなた自身で会計するとなれば・・・その分のお金が浮くことになりますよね。
と考えたら、非常に大きなメリットですよね!
その2:データ連携があれば割と簡単
2つ目ですが、会計ソフトを使ってあなた自身で会計をするとしても、データ連携があれば割と簡単にできます。
もちろん、
であることは言うまでもないのですが・・・
今のオンライン会計ソフトはデータの自動連携ができるので、クレジットカードや銀行口座の入出金は自動で仕訳されます。
なので、会計の本を1冊買って勉強すれば、日々の入出金管理と仕分けは問題なくできると思います。
ただし、データの連携を使うと、場合によっては「個人の口座」なども全て連動してしまいます。
業務用と私用のカードや口座はきちんと分けておくべきです!
その3:業績を常に把握できる
3つ目ですが、あなた自身で会計をすることで、業績を常に把握することができます!
と言うのも、会計業務を丸投げしてしまうと、
なんてことはザラにあります。
早くても1ヶ月後です。忙しい事務所であれば2〜3ヶ月は待たされます。
しかし、あなたが自分で会計処理をするということは、自分のビジネスの状態を常に把握できるということになります!
たった1日で状況が大きく変わってしまうこの時代、あなた自身の業績を知るのが1ヶ月後だなんて・・・市場の変化についていけません!
その点、自分で会計を行う場合は「常に数字を知る」ことができますので、この点は大きなメリットと言えますね。
もちろん、会計事務所に丸投げするにしても、自分である程度の数字を管理しておくことは最低限必要です。
自分で会計処理をするデメリットを解説
それでは次に、あなた自身で会計をするデメリットを解説します。
具体的には以下の3つです。
- ある程度の知識が必要
- 会計処理に時間がかかる
- 間違っていても指摘してくれない
それでは詳しく解説します。
その1:ある程度の知識が必要
とは言ったものの・・・多少なりとも会計の知識は必要です。
オンライン会計ソフトには質問できるサービスなどもあるので、分からなければ質問することはできます。
とは言え、やはり多少の仕訳の知識がないと、日々の会計業務はできませんからね。
私のように「会計業務経験者」であれば問題ないとは思いますが・・・
そうでないならば「会計の基礎」とか「仕訳の本」ぐらいは買っておくべきかもしれません。
その2:会計処理に時間がかかる
自分自身で会計業務をこなすとなれば、日々の会計処理が必要になります。
なので、あなたの貴重な時間を「会計処理」のために時間を使ってしまうことになるのです!
これが意外と面倒臭いんですよ!笑
領収書2~3枚を処理するだけなら簡単なのですが、領収書の数が100枚ぐらいあったら鬼作業になりますし、
- 数字が間違っている
- 現金の残高が合わない
などの問題が発生すると、あっという間に時間がなくなってしまうのが会計業務です・・・
これは私の実体験をもとにお話ししています。
なにせ、50社以上の会計業務をやっていましたから。笑
あなたが個人事業主として働く目的は「会計処理をする」ではなく「稼ぐこと」だと思います。
その3:間違っていても指摘してくれない
一番の問題がこれなのですが・・・ど素人が会計処理をすると、必ずどこかで間違ってしまうものです。
なので、あなた自身で会計処理をすると
という問題があります。
もちろんですが、決算の時に税務署が「ここ間違ってますよ」なんて言ってくれません。
最初にチェックして言ってくれよ!
とも思うのですが・・・何百万人もいる個人事業主の資料をチェックする余裕なんて、税務署にはありませんからね。
これはどうしようもないことなのです・・・
また「決算業務だけを税理士にお願いする」ということも可能ですが、
- もらった資料をもとに税務申告するだけ
- 見直しやチェックが必要であれば別途料金が発生
なんて事務所も多数あります。
あなたに「会計をサポートしてくれる人」がいたら話は別ですが、そうでない場合はこの点は大きなリスクといえますね。
会計のプロに頼んだ方がいいのか?元会計事務所の私が解説
それでは最後に、
会計業務は会計のプロに頼んだ方がいいのか?
という点について、元会計事務所の私が解説します。
その1:会計のプロに頼めば安心できる
当たり前の話ですが、税理士や公認会計士に会計業務をお願いするというのは
ことになるので、安心して会計業務を任せることができますよね。
あなたとしては「自分で会計業務をしなくてもいい」ということになるので、本業に取り組む時間も増えます!
あなた自身で会計処理をするのとは違って、
というメリットがありますし、それだけでなく
会計のプロから見た視点で数字についてアドバイスしてくれる
なんてこともあります!
節税して「税金が50万円安くなった」なんて話も普通にあります!
なので、会計のプロにお金を払って会計業務をお願いするということは、お金がかかる分色んな恩恵を受けることができます!
お金を払って、時間と知識を買う・・・みたいなイメージですね。
その2:格安の会計事務所には頼むな!
巷には
月5000~1万円で会計業務をやります!
という事務所もあるのですが・・・これは絶対に避けたほうがいいでしょう。
元会計事務所にいたから分かる話ですが、このぐらいの金額でまともに会計業務なんてこなせません。笑
これは間違いない事実です!
格安事務所の実態としては、
- アルバイトにテキトーに仕訳させる
- 憑依書類(領収書とか請求書)すらきちんとまとめてくれない
など、杜撰なサービスになるのが実態です。
余談ですが、私が務めていた事務所は憑依書類を「完璧」と言えるぐらい綺麗に整理してお客さんにお返ししていました。
代表曰く、
- その憑依書類を銀行に持って行ったら「きちんと管理しているんですね!」という感じで印象が良くなった
- そのおかげで銀行からの融資が降りた
ということもあったみたいです。
格安事務所の場合は
- 憑依書類をスーパーの袋に入れて返してくる
- 領収書や請求書、日付や種類もぐちゃぐちゃのまま
なんてことになります。
もちろんですが、そんな状態で税務申告なんてできませんし、あなたの手で整理するとなれば膨大な手間がかかります!
お金を払ってプロに頼んでいる意味がないですよね。
なので、間違っても格安事務所にだけは依頼しないように・・・
その3:余裕があれば会計事務所に依頼しよう
結論、プロに頼むべきなの?自分でやるべきなの?
という問いに対しては・・・
あなたの資金に余裕があれば
会計業務は会計のプロに任せたほうがいい
という回答になります。
先ほども言いましたが、あなたの目的は「本業で稼ぐこと」であり、決して「会計業務をこなすこと」ではないはずです。
まだ1円も稼げていない
という状態であれば話は別ですが、税理士にお金を払う余裕ができてきたら、会計事務所に依頼したほうが絶対にいいです!
お金を払ってプロにお願いするわけであって、それだけのメリットはあると思っていいです。
せめて月2~3万円ぐらいの事務所にお願いしましょう。
余談ですが、
- 税理士に年間40万円ぐらいお金を払った
- そも分、節税対策を教えてもらって税金が40万円節約できた
という感じで、税理士に払ったお金を回収できることもよくある話です。
補足:個人でやるならMFクラウドがおすすめ
もしあなたが、
お金がないからどうしても自分で会計業務をこなさなければいけない・・・
というのであれば、私個人的にはMFクラウドがおすすめですね。
実際に私が使っていたこともあるのですが、
- 多少の知識があれば仕訳ができてしまう
- 弥生会計とのデータの連携もそこまで問題なくできる
- 月額必要は月1000円程度
というメリットがあります。
また、決算業務を会計事務所にお願いする前提であれば、
- MFクラウド
- 弥生会計
の2つのどちらかにしましょう。
冒頭でもお話ししたようにfreeeはオススメしません。会計事務所に嫌がられることがあります。
決算業務をお願いするのであれば、あなたが使っている会計ソフトが対応しているのかどうかチェックしましょう!
まとめ
というわけで、今回の記事では
- 個人事業主におすすめの会計ソフト3選
- 自分で会計業務をこなすメリットとは?
- 自分で会計処理をするデメリットを解説
- 会計のプロに頼んだ方がいいのか?元会計事務所の私が解説
上記4つについてお話ししました。
会計事務所での経験を踏まえて、個人事業主におすすめの会計ソフト3選と自分で会計業務をこなすメリット・デメリットをお話ししましたが・・・いかがだったでしょうか?
なお、今回の記事のポイントをまとめておくと、
- 会計のプロに頼めば安心できる
- 格安の会計事務所には頼むな!
- 余裕があれば会計事務所に依頼しよう
です。
それでは最後に・・・個人事業主におすすめの会計ソフトをもう一度記載しておきます!
もしあなたが
お金がないからどうしても自分で会計業務をこなさなければいけない・・・
というのであれば、以下の3つのうちのどれかを使っておけば間違いないでしょう!
- 一番バランスのとれたオンライン会計ソフト
- 自動仕分け機能などが充実
- 個人事業主プランは月額1280円~
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