みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。
早いもので、気がつけば旅行7日目(オーストリアに入ってから6日目)が経過しました。
そんなこんなで既に最終地であるウィーンに来ています。
というわけで、今回の記事は新婚旅行のオーストリア旅行記の10回目の記事で、ウィーンの観光になります。
これからウィーン市内を観光して、明日には日本行きの飛行機に乗るわけですが、最後の残された時間、思いっきり楽しみたいと思います。
そして、今回の記事ではこの旅行の一番の目玉である「楽友協会でウィーンフィルの演奏を聴く」になります!!
前回の記事はこちらをご参照ください。

ウィーンとは
ウィーンのことを知らない人のためにお話ししておくと、まずウィーンはオーストリアの首都です。
オーストリア内では東部に位置し、すぐ隣がスロバキアになっています。
また、音楽が盛んな街としても知られていて、世界で1位2位を争うトップクラスの実力です。
毎年新年早々に行われる「ニューイヤーコンサート」という言葉をお聞きしたことがあるかもしれませんが、そのニューイヤーコンサートは、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団が本拠地である楽友協会にて演奏を行っています。
「音楽の都」はウィーンにとって最もふさわしい形容詞です。ウィーンでは、音楽はあらゆるものに浸透しています。ハプスブルク帝国では皇帝、貴族、市民にいたるまで音楽愛好の精神がみなぎり、才能ある作曲家や演奏家はウィーンに集まってきました。現代でもそれは脈々と受け継がれ、歴史あるダイホールでは、本格的なコンサート、オペラ、音楽祭、ミュージカル、バレエなどが楽しめます。また、観光客向けの気軽に楽しめ、しかも質の高いコンサートから、現代音楽、ジャズやテクノミュージックまで、すべてのジャンルを楽しむことができます。
オーストリア政府観光局公式サイトより
公式サイトはこちら
それでは行きましょう!
・・・の前に、何と言ってもまずは腹ごしらえから。

相変わらずのホテルの朝食。どれも美味しいんですけど、どのホテルも同じような朝食ですね。安定していてハズレが無いとも言えますが。
ウィーン楽友協会へ
というわけで、身だしなみを整えて楽友協会に向かいます。
本場本家のコンサートともあって、軽装ではなく正装(男性ならネクタイとジャケット、女性はドレスコード)で行かないといけないらしいです。(ネットで調べた結果)
ジーパンを履いているからといって中に入れないとか追い出されるということもないですけどね。
また、今回のコンサートはツアーパックには含まれていない内容であり、自分たちでチケットを予約して、自分たちで楽友協会まで行って、という流れになります。
ウィーン市内のトラム
ホテルから楽友協会までは歩いて行ける距離ではありますが、せっかくなので電車に乗ろう!ということでトラムに乗りました。
が、地下鉄に乗るべきなのかトラムに乗るべきなのかアタフタしていたところ、現地のお兄ちゃん二人が声をかけて来て、親切丁寧に道を教えてくれました。
その前におじいさんが声をかけて来てくれたのですが、その人はドイツ語で話していたのでさっぱり分かりませんでした。
が、そのお兄ちゃん二人は英語で話してくれたので、とても分かり易かったです。
しかも超フレンドリーで、最後になぜか握手までしてくれました。

こちらがホテル近くのRENNWEGという駅。
ホテルの駅から3駅で到着し、そこから徒歩2分程度で楽友協会に到着しました。
トラムに関してですが、駅に券売機などはなく、近くの地下鉄の駅か近くのタバコ屋さんなどで買うか、車内で買う、のどれかになります。
私たちは券売機が分からなかったので車内で買いましたが、どの区間でも大人一人2.6ユーロです。
車内で買うと割高と言われますが、大した金額ではありません。
車掌さんのすぐ後ろあたりに車内券売機が設置されているので、もしトラムに乗られる方は使ってみてください。
ウィーン市内はトラムや地下鉄、バスが豊富にありますし、タクシーに乗ってもとても安いです。
ぼったくられる心配もありません。
もしウィーンに行く機会があれば、ぜひこれらの交通機関を使ってみてください。
楽友協会
というわけで楽友協会に到着しました。
まだ開場まで30分程度あったので、周囲をウロウロしました。

こちらが楽友協会の外観。色鮮やかでとても綺麗です。見ているだけでも圧倒されます。

こちらが正面玄関。まだ開場していないので扉は閉まっています。大体演奏開始の1時間前に開場します。

演奏会のチラシが貼ってある掲示板。

今回は電子チケットを準備しましたが、チケットの受取りや当日券の購入などはチケットカウンターに行きましょう。

こちらも演奏会のチラシですね。

裏口の対面にはインペリアルホテル。

モーツァルトコンサートのトラックです。ド派手ですね・・・

私たちが聞くのは30日の11時の部。
今回の演奏曲目はたったの2曲だけ。
それでも演奏時間は約2時間となります。
演奏:Wiener Philharmoniker
指揮:Mariss Jansons Dirigent
曲目:Robert Schumann Symphonie Nr. 1 B-Dur, op. 38, „Frühlingssymphonie“
Hector Berlioz Symphonie fantastique, op. 14, „Episode de la vie d’un artiste“

外側の窓から撮影。

正面玄関の前にはこのように有名なアーティストの名前が書かれています。

ブラームス。

誰か分からない・・・

これも分からない・・・

分からない・・・

シューベルト!

分からない・・・

・・・

ブルックナーです!!
ぶらぶらしていたら開場の時間になったので館内に入ります!
楽友協会館内
館内は基本的に撮影禁止です。
なので、写真は数枚しかありません。

こちらは入り口付近から撮影。
館内にはお土産屋さんなどがあります。
また、コートや大きな手荷物は基本的に預けなければいけません。
多少お金がかかりますが、1ユーロもしないので大きな荷物はクロークに預けましょう。
開演の30分前になるとホールに入れるようになります。
奥に進んでいくと係員が待っているので、その列に並んで、係員にチケットを見せてバーコードを読み取ってもらうとホールに入れます。
というわけで今回は2階席の前の方という、とても良い席です!

こちらが記念の1枚。流石にバシバシ撮っていたらKYになるので、数枚だけにしました。

黄金に輝く装飾に加えて、窓から差し込む光もとても美しいです。まさに世界トップクラスのホールと言えます!
ちなみに、基本的に撮影は禁止ですが、演奏前なら撮ってもいい・・・みたいな空気感があり、他のみんなもバシバシ撮影していました。
後、もちろんですが演奏中の撮影や録音は厳禁です。
演奏のプログラムも配られるわけではなく、ホールのすぐ外で係員が販売しているものを買うような形になります。
ウィーンフィルの演奏
そんなこんなで演奏が始まり、あっという間に演奏が終わりました。
あまり演奏に関して長々とは書きませんが、「とにかく音が綺麗!」という感想です。
- ウィーンフィルの演奏が上手いというのはあえて説明する必要はないかと思います。
- 普通のホールだと席によって音の聞こえ方が変わってしまう(私たちはいい席でしたが)ので、良い席を取らないと良い音が聴けません。が、このホールの響き方は特殊で、真横の席でもとても綺麗でまとまった音色が聞こえるのが特徴です。なんと言いますか、CDのようにまとまった音を生音で聴ける、みたいな。
- 私たちは座席の場所も良かったので演奏者全体を見渡すことができるのも良かったです。ただ、そこまで傾斜がついているわけではないので、目の前の大きな人が座ってしまうと前が見えにくい・・・という点もあります。
- 2階の一番前の席は音・見栄え共に最高ですが、私たちは4列目の席だったので、少し横から覗くような形でないと演奏者全体を見渡すのは難しかったです。
- それを考えても、世界最高峰のオーケストラの生音を、さらに本拠地であるこの楽友協会で聞くことができたので、私も嫁も大満足でしたし、久しぶりに演奏を聴いて鳥肌が立ちました。
人生に一度聴けるかどうかの演奏を、なんと目の前で、しかもウィーンの本拠地で聞けたこと、これは一生の思い出になるでしょう。
なお、後日YouTubeのおすすめに私たちが聴いた演奏曲目の違うホールで演奏されている動画が出てきました。
ご参考までに。
ありがとう!楽友協会!
ありがとう!ウィーンフィル!

翌日に立ち寄った際に撮影。とても晴れていたので超綺麗に映ります。

鮮やかさがより目立ちます。

この建物の色合いとバックの青空が最高のコントラストですね!

一生の思い出になりました。ありがとう!楽友協会!!
ランチ
無事にウィーンフィルの演奏も終わり、お昼の時間に。
せっかくウィーンに来ているので、オーストリアの郷土料理であるシュニッツェル(カツレツのようなもの)を食べよう!ということで、ウィーンの街を適当にぶらぶらして空いているお店に入りました。笑

たまたま見つけて、ネットで調べたらシュニッツェルが食べられると書いてあったので入店。

まずはドリンクから。

こちらがシュニッツェル。仔牛の肉が本場らしいのですが、結構値段がするのでチキンのシュニッツェルにしました。お味の方は・・・最高に美味しかったです!オーストリアで食べた中で間違いなく1位になります!!隣に添えてあるポテトも普通に美味しかったです。
たまたま入ったお店の割には、とても美味しい料理を食べることができました。
小さいお店なのですが、店員さんはとてもフレンドリーで、店内もとても綺麗であり、超大当たりだったと感じました。
次回
今回の記事はここまでです。
この旅行の大目玉であるウィーンフィルの演奏会も終わり、午後からはウィーンの街を散策することになります。
それでは、次回の記事でお楽しみください!
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